屋上・ベランダ

01 クラック(ひび割れ)
陸屋根面が経年劣化により防水切れが起こり亀裂が起きている状態です。
※屋上・ベランダ全面に症状の有無が確認できます。
02 カビ・コケ
紫外線・雨の影響で防水切れが起こり、付着している状態です。
防水力はコケやカビにより著しく低下していますので、防水工事をお勧め致します。


03 防水シート浮き
シート防止のゴムシートとコンクリートに隙間ができて浮いている状態です。
このような状況になると、ゴムシート内部に浸水して雨漏りを起こす可能性もあります。
このような状況になる前に早めにシート防水専用塗装をお勧め致します。
※シート防水の新設工事と比較すると安価な金額で施工ができます。
04 爆裂
クラックやコケの状況を放っておくと、このようにコンクリートが肌分かれして大きな亀裂が走ります。このような状況になると既に雨漏りしている可能性もあります。
緊急性を伴いますので、早急に防水工事をお勧め致します。

鉄筋コンクリート

01 クラック(ひび割れ)
塗膜面及び外壁材が経年劣化により防水切れが起こり亀裂が起きている状態です。
※紫外線の影響が大きい西面、南面を確認してみてください。
症状の有無が確認できます。
症状が悪化すると、張り替えが必要になります。
02 錆び汁
鉄筋コンクリートの内部には、ご存知だと思いますが、鉄筋という金属があります。
このような症状が出ている時は外壁に防水切れが起こり、内部の鉄筋が湿気にさらされて錆びている状況です。
このまま放っておくと、爆裂が起きて塗装工事だけでは修繕工事ができません。
こちらの症状が見受けられる場合は要注意です。
早めにメンテナンスしましょう。

瓦・棟
日本瓦(陶器瓦)
陶器瓦は粘土が主原料になっております。
原則、塗装工事に関してはノーメンテナンスという形で、非常に優れた屋根材です。
ただ、塗装はノーメンテナンスと言われていますが、下記の状況が起きている場合は、
葺き替え工事が必要になります。

01 クラック
屋根材が経年劣化により亀裂が走っている状態です。この状況が何枚も起こっている場合、雨漏りを起こす可能性があります。
雨漏りが起きている場合、屋根材内部にあるルーフィングの張り替えと屋根材の葺き替えをしないと雨漏りは治りません。
早めに気付いて処置していれば瓦の差し替えで対処もできますので、ちょっとおかしいなと思った時点で点検するのをお勧め致します。
02 瓦のズレ
屋根材が経年劣化により瓦がズレている状態です。
この状況が何枚も起きている場合、雨漏りを起こす可能性があります。
※目視で確認ができます。


03 棟の歪み
棟が経年劣化によりズレている状況です。
この状況だと雨水の侵入を防ぐことができません。
棟のやり替えをお勧め致します。
葺き替え工事は塗装工事に比べまとまった費用がかかります。
和風建築の場合、新築時に土葺きで施工しているお家も多いです。
その場合弊社では、屋根の負担を軽減させて、屋根材のズレが生じにくいように釘打ちでの施工をお勧めしております。